

今回は「心配せんでええよ。」っていうお話をします。
人生、何かと心配事って尽きないですよね。
「あんなことして大丈夫だったのかな・・・。」
「もしこうなったらどうしよう・・・。」
などなど、心配してしまうことって沢山あります。
ただ、これは有名なお話なので知っている方も多いと思うのですが、アメリカのミシガン大学の研究チームの調査によって、心配事の【96%】は実際には起こらないということが分かったそうです。
つまり、「そもそも心配する必要はないよ。」ってことなんです。
ほとんどは、考え過ぎや取り越し苦労に終わる訳であって。


そうなんですよね。
あざらす君と同じように、心配する必要はないと分かっていても、どうしても心配してしまう。
これが辛い所です。
なので今回は、どうしても心配してしまう時に意識して欲しい考え方や、対処法についてお伝えします。
僕自身も心配になったり不安になったりすることが多いので、普段から意識していることです。
最後まで読んでいただければ嬉しいです。
ポイント【1】 心配してしまうことを認める。
一つめのポイントは、【心配してしまうことを認める】ということです。
心配してしまうのって、凄く嫌ですよね。
心配事が頭から離れなくなって、何も手につかず、何も楽しめず、身も心もグッタリしてしまうことだってあります。
だからこそ、僕達は「心配を止めたい!」「心配を消したい!」などと考えてしまいがちです。
でも結論を言ってしまえば、心配を止めたり、心配を消すなんて無理です。
何故なら、僕達には【心】そして【感情】という物があるからです。
これは絶対に、人間と切り離すことが出来ないものです。
「心配」も人間の感情や気持ちである以上、これだけを消したり、切り離すということは出来ないんですよ。
つまり、消す事の出来ない物を消そうとしてるから、余計に辛くなっているんです。
だったらいっそのこと、心配してしまうことを認めてしまうのです。
「これはもう消すの無理やわ。心配してしまうのは当たり前やわ。しゃあないわ。」
と認めてあげるだけで、辛い気持ちが少し楽になると思います。


ポイント【2】 心配事を書き出す。

二つめのポイントは、【心配事を書き出す】こと。
何かと僕は【書き出す】ことを推奨していますが、心配事も書き出すのが凄く効果的です。
ノートでもスマホのメモ帳でも良いので、自分が抱えている心配事を思いつく限り書き出してみるんです。
そうすると何が出来るかと言うと、【心配事の整理】が出来ます。
「これはどう考えても起こらないやろうな・・・。」という、被害妄想に近い心配事は捨てたり。
「これは今考えても仕方ないなぁ・・・。」という、優先度の低い心配事を保留したり。
「これはもしかしたら起こるかも・・・。」という、現実性のある心配事は対策を考えたり。
こんな感じで、理性的に、心配事と向き合うことが出来るんです。
【理性的】ってのがポイントです。
僕達が心配や不安に囚われている時って、非常に【感情的】なんですよ。
感情的な時って冷静な思考や判断が出来ないので、余計に辛くなったり、事態を悪化させてしまうことにも繋がりやすいんです。
時に感情的になってしまうこともありますが、冷静になることで、平常心を取り戻すことが出来ます。
平常心で、心配事と上手く付き合って行くことが、大切なんですね。




ポイント【3】 腹をくくる。

急に根性論みたいですんません・・・。
ここでの【腹をくくる】とは、
「心配していることが起こっても良い。」と覚悟する。
ということです。
「心配事が起こりませんように!」と思えば思うほど、いつも心配事に悩まされることになります。
「心配していることが起こったらどうしよう・・・。」って、いつもビクビク、怯えながら生活することになってしまいます。
勿論、「心配事が起こりませんように!」という気持ちは、凄くよく分かります。
僕だって、出来るなら起こって欲しくありません。
だけど残念ながら、思い通りにならないこともあるのが、人生なのです。
【96%】は起こらないと言われていても、【4%】が起こる時だってあるのです。
心配事が起こらないように可能な限りの対策を取ることも出来ますが、最終的に起きるかどうかは、僕達には分かりません。
分からないことをずっと考え続けても、辛くなるばかりなんです。
だから、必要以上に思い悩まないことが大切。
その為にも、どこかで腹をくくること。
「もうええ!心配事が起こってもどうせ大したことない!来るなら来いや!」と腹をくくれたら、必要以上に心配に悩まされることも無くなります。


ポイント【4】 乗り越えて来たことを思い出す。

これが最後のポイント。
【乗り越えて来たことを思い出す】ことです。
これまでの人生の中でも、凄く心配になったり、不安になったり、死ぬほど悩んで死ぬかと思ったことなど、辛い経験が沢山あったと思うんです。
それらを、思い出して欲しいんです。
何でも良いのですが、出来れば【本当に嫌だったやつ】を思い出してみて下さい。
何が言いたいかと言うと、「あなたはそれらを乗り越えて来たんだよ。」ということなんです。
どんな形であれ、解決して来たし、終わらせて来たし、乗り越えて来たんです。
乗り越えて来たからこそ、今、生きている訳であって。
だから、これからあなたの心配していることが起こったとしても、必ず乗り越えて行けます。
そんな風に信じられないかも知れないけど、これまでと同じように、乗り越えて行けるのです。
「大丈夫。心配していることが起こったとしても、また乗り越えて行けるよ。」
乗り越えて来たことを思い出すだけで、そんな風に思えます。
「大丈夫!」と思えるから、腹がくくれるんです。
これが、最後のポイントです。
以下の記事でも似たようなお話をしていますので、良かったら一緒に読んで下さいね。


まとめ
- ポイント【1】 心配してしまうことを認める。
- ポイント【2】 心配事を書き出す。
- ポイント【3】 腹をくくる。
- ポイント【4】 乗り越えて来たことを思い出す。
今回は、どうしても心配してしまう時に意識して欲しい考え方や、対処法についてお伝えしました。
最後に一つ。
心配してしまうのは、それだけあなたが頑張っていたり、一生懸命に生きている証拠なんです。
頑張っているからこそ、一生懸命だからこそ、色んなことが心配になってしまうんです。
だからこそ、まずは心配してしまうことを、認めてあげましょう。
それは、【一生懸命なあなた自身を認めてあげること】にも繋がります。
一生懸命に頑張ってるあなたなら、絶対に大丈夫。
だから僕は「心配せんでええよ。」って伝えたいのです。


またね、takeちんでした。